《無事に終わりました》日本最大級のモンゴルイベント「ハワリンバヤル 2024」

20年以上続くモンゴルイベント「ハワリンバヤル 2024」(ハワリンバヤルとはモンゴル語で、春祭りという意味です)。

5月4日(土)・5日(日)と2日間のステージに、今年も生徒たちが出演いたしました。

2日目にステージ出演したメンバー;Rio!(右)、Sawa(正面・上)、Toru(正面、下)、Sota(左)

ちなみに私は東京外国語大学モンゴル語専攻に入学した1年生の頃に本イベントのことを知り、2003年~から毎年のように訪れています。

学生だったときは、まさか20年後に、自分がオランノガラルトを指導した生徒たちが毎年ステージ出演することになるとは…思いも寄りませんでした。

さて、今年のハワリンバヤル1日目は、例年と少し雰囲気が違いましたよ。

◎1日目

モンゴル政府は2023~2025年を「モンゴル訪問の年」として、海外からの観光客の受け入れを進めています。その関係で会場には、巨大モニターが設置され、モンゴルのPR映像が流されます。モンゴル国観光環境大臣より小林旭さん(俳優・歌手)がモンゴル観光大使に任命されたり、また、力士の照ノ富士が来ていたり、モンゴルの大人気ロックバンド ホルドがライヴをやったり…と、大きなイベントが盛り込まれていました。

運営サイドに漂ういまだかつて感じたことのないピリピリ感と「スケジュールをちゃんと守ろう」感が…(笑)

今回はMisoraが、初めての挑戦をしました。高さ60cmの台の上にさらに高さ60cmの倒立バーを置いて倒立をするという初めての高さ、しかも屋外での演技!

トラックステージは地上から120cmほどあるので、地上からは倒立バーまでは合計240cmほどということになります。

そんな高さで演技をしたことはないので、はじめにこの話をしたときは「えーっ!?高すぎて怖いです…!できるかなぁ??」とへっぴり腰だったMisora。

うちのスタジオ内では天井が足りないので、公園で練習しました。

そして迎えた本番の日。リハーサルで、高さを確かめます…。

片手倒立やブリッジ倒立など技の確認を無事に終えて「大丈夫です!思っていたより、怖くない!」と笑顔のMisora。良かった良かった。

リハを終えると本番までしばし休憩。腹ごしらえを兼ねて会場内を散策。

ズラリと立ち並んだ飲食店テントからはいい匂いが~♪モンゴル料理だけでなくウイグル料理もありました。
ボーズにホーショール、チャンスンマハ、ホルホッグ…控え目に言って最高です。
日本でも流行しているモンゴルのスーパーフード、チャツァルガンのジュース♪
日本語表記がない店も。まるでモンゴルに来たようです ^^ 雰囲気、バッチリ味わえます。
ミニゲル発見!このサイズ、かわいい~!
モンゴル文字で「オランノガラルト」(”曲がる芸術”という意味で、モンゴルコントーションのことです)と書いていただきました!スタジオに飾ろう~
私が着ている文様ベストもこのとき購入しました。photo by @kaztan11 

…とまぁイベント自体しっかり楽しんでいますが… ^^

曲がりはしっかり見せますよ~!

まもなく本番!こう見えて緊張しています…が、頑張って楽しいステージをお届けします!
ショウが始まりました!まずはkoeが、モンゴルの歌に乗せてソロコントーションを披露します。

photo by @kaztan11 素敵な写真をありがとうございます!

次はSota&Toruの兄弟デュオ。

最後に、Misoraが登場。イベントに合わせて明るい曲を選び、ノリノリで曲がり、盛り上げました!

最後は足でフラフープを回すというスゴ技を成功~!

◎2日目

1日目のイベントを無事に終えて、いつものゆったりした空気に戻っていた2日目。

昨日とはメンバーと演技をまるっと変えて臨む2日目のノガラ・キッズコントーションチームです!

Honoka先生振り付け、10分間のショウタイム。

デュオコントーション演技を披露したSota(上)&Rio!(下)
今回、初めてステージに立ったSawaちゃん。初めてとは思えない堂々とした曲がりと笑顔で、大成功でした!
Y字バランスもピタッと!
Toru。昨年までステージに立つ兄を見て、「次は僕も立ちたい!」と切望してたのが、今年かないました。

ショウを終えた後、毎年観てくださるスタッフMさんと話していたとき「コントーションは人気あるよね!あなたたちが始まるとね、観客が増えるの。で、終わると、サーッとどこかに行っちゃうのよ」

「以前よりパワーアップしているね!モンゴルの力強いコントーションもステキだけど、日本人のコントーションもいいなって思うよ。なんていうか、日本人ならではの繊細さがあって」と言っていただきました。

ハワリンバヤルに初めて出演することになったとき、「モンゴルのひとたちの前で、モンゴルから学んだコントーションを披露するなんて恐れ多い…!」と尻込みし、一抹の不安がありました。今も完全に拭えたわけではなく、だからこそ「より良い演技を!」と考えるのですが、上述したように言っていただいて「あぁ、そんなふうに思ってくださる方もいるんだな」とほっこりしました。

これからも頑張って曲がります!

馬頭琴練習会「天馬の会」主宰の宮原洋子さん(中央)と記念写真。出演を終えたMisora(左)、Rio!(右)
応援に来てくれたShieさん(左から2番目)とMisora(左)と。
応援に来てくださったFuyukaさん(右)と映えスポットでブリッジ!

見に来てくださった皆様、応援してくださった皆様、いつもありがとうございます!

スタッフの皆様、今年も大変お世話になりました!

また来年、お会いできますことを楽しみにしています。

トゥル バヤルタェ~!(またね!)

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