【出張講義】東洋大学にてコントーションの授業

東洋大学での出張講義は2019年に初めて呼んでいただいてから毎年お呼びいただき、6年目になります。

千葉県富津市から埼玉県川越市のキャンパスまで140km!はりきってまいりますよ~!

朝。いつもより意識をして余裕を持って出発…したのですが、高速道路に乗る直前の一般道路で、「ん?前の車が全然動かないぞ…??」

先を見てみると、経験したことのない渋滞の列が見えるではありませんか…!?

こういうのはだいたい「よりによって何で今日なの(涙」というタイミングなんですよね…。何でなんでしょうね?

調べてみると、1時間前に、先のトンネル内でトラックが衝突事故を起こしたそうで、あと3時間は状況が変わらないでしょうとのこと。

そんなに待っていたら、確実に間に合いません。

富津に住んでいるとどうしてもアクアラインに依存してしまうのがリスクですね…。

「もうこれは別のルートで向かうしかない!」と抜け出そうにも、前後左右が車でギッシリ詰まり、動かず。焦る気持ちをおさえつつ抜け出すこともできないまましばらく経ち、やっと別ルートに乗ることができました。が、回避先でもちょこちょこ渋滞が起こっているではありませんか…!!

あ~泣きそう。今後も出張するときは、よく考えて準備しておかないとな…と肝に銘じることになりましたよ。

なんとか授業時間に間に合い、現地に到着。結局170kmの道のりになりました。

ほっと胸をなでおろしながら懐かしの講義棟へ。川越キャンパスは、冒険が始まりそうな正門からの緑の道や、どこにいても空が広くて開放的な雰囲気が心地よいですよね。

今回は100名を超える学生の皆様にコントーションについての講義をさせていただきす。

まずはスライドを使用しながら、コントーションについての解説です。

もーこ解説中です(左側、奥)

東洋大学に限らず初めての方が多いときは、「コントーションとはどういうものか?」ということばの意味、モンゴルで行われている現場、歴史、日本も含めた世界中の軟体文化の紹介など全体像をつかめるような内容にしています。

東洋大学 川越キャンパスで学ぶ学生の皆さんは、スポーツに取り組んでいる方が多いたので、柔軟トレーニングについても興味のある方が多いかなと思い、「いかに柔軟性を上げていくのか?」というトレーニング面の解説は少し丁寧に行うようにしています。

モンゴルのコントーション教室で実際に行われている画像を紹介しながら、解説を進めます。

コントーションのパフォーマーの身体についても解説しています。

競技に取り組んでいる方は、日々のトレーニングに活かしてもらえたらと思います。

話しの後は、百聞は一見にしかず。パフォーマンス、実演タイム!

今回はYuuriが曲がりました。

全身タイツに身を包んだYuuriが登場。身体をぐにゃりと曲げ始めると学生の皆さんがざわつきます…。

「この授業を受けるまでコントーションということばを知らなかった。演技を見たのも初めて」という方々が多いです。

学生さん、研究者や教授の皆様、普段関わることのない方々にコントーションについて知ってもらう機会はありがたいですね。

微力ですがコントーションを広める草の根運動になっていると思うと嬉しいです。

ちなみに以前、HonokaやEri、koeらが曲がりを披露しており、毎回異なる演技を見てもらっています。


前回(2023年6月7日の回) コントーショニスト;Honoka

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