【クラウドファンディング挑戦中】Shun先生出演『TANGLE / タングル』

Shun先生!

7月30・31・8月1日の3日間上演されたステージショー

せたがやこどもプロジェクト2021 キネティックアート『TANGLE / タングル』

演出、そして出演!チラシ作成などなど、お疲れ様でしたぁ^0^

8/1公演のみ未就学児の入場可だったので、うちの3兄弟も連れて行きました。ところどころで笑ったり、「あやとりだ!」と反応したりして楽しんでいました。(それはそれで良かったのですが、もう一度、今度はひとりで観に行きたいな…)

タングルは、Shun先生のダンスチーム「キネティックアート」結成10周年を記念して、日本初公演として今回上演されました。

長いロープがときにふたりの間に入り、絡み合ったり(でも秩序がある)、ほどけて直線になったりと形を変えながら、物語が続けられます。

出演者のShun先生はもちろん、現在フランスを拠点に活動しているダンサーのNAOさんの身体能力も素晴らしかったです!基礎の身体能力の上に積み上げられた技や経験をフルに使った表現の引き出しの数々!

アクロバティックだったり、流れるようななめらかさがあったり、途中、空中ストラップという空中芸を取り入れたり…。

2人で60分間、踊り切っていました。

うちの次男(5歳)は上演中に「しゅん君てすごいねぇ」と感嘆の声を漏らしていました。それを聞いたまわりの方がクスッと笑って「本当にそうだよねぇ」と答えてくださいました。(ありがとうございます m(_ _)m)

シンプルな演出で、出演者の肉体の動きと思考がほの暗い舞台上にゆらりと浮かび上がる、美しい瞬間が多々ありました。

ここに、7月12日に発令された緊急事態宣言により来日を断念せざるをえなかったフランス人演奏家の生演奏があったら!!と想像すると、それはそれは至高のひとときとなったことでしょう。残念でなりません。

また、コロナウィルス感染予防対策として、劇場の客席収容率を50%以下にするという東京都の要請も出され、そちらに従った結果、チケットの売上が半減し、苦しい状況の中での上演となったそうです。

まぁそれはそうですよね…。

そもそもなのですが、今回の公演で客席が100%埋まったって儲けるかどうかでいうと、それがそうでもないんです。

例えば300席以上の客席で、チケット代が¥5,000で、毎週末の公演が毎回満員になる、というのなら話は別ですが。

出演者が来日できなくなり、客席は半分以下にしなければならない。チケットキャンセルの返金対応もあり、緊急事態宣言下で客足の伸びは期待できない…。となると、ビジネス的な観点でいえば「やめる」というのが正しい判断なのでしょうね。

でも、芸術の世界はそういう判断をするかというと、そうでもない場合があります。


既にチケットをご購入し、期待を寄せてくださっている方々への感謝の思いと、コロナ禍で減少している国際的な舞台芸術の鑑賞機会を減らしたくないという思いもあります。また、本公演を多くの子供たちにも見てもらい、海外で芸術活動を行う事や、劇場で公演を行うという事への夢を与えたいという思いもあります。(クラウドファンディングページより)


非常に人間らしい営みのひとつであるといっても過言ではない芸術活動。

観るひとに与えるものはもちろんですが、出演側が受け取るものの大きさも計り知れません。その素晴らしい力を信じているからこそ、儲からない=止めるという判断を簡単にしたくはないひとたちが集まっていたりする世界です。

Shun先生たちは今、クラウドファンディングで寄付を募っております。

■□ ダンスとサーカスの日本初公演をコロナ禍で客席半減になっても成功させたい!

動画やクラウドファンディングのページをご覧いただき、ご支援いただけたら幸いです。

Shun先生とNAOさん、とてもカッコよくてステキだったので^^ フランス公演、ぜひ実現してほしいです!

皆さま、よろしくお願い申し上げます。

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