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柔軟をほとんど毎日やっています。1日でも休むと硬くなってしまうのでは…と心配になります。でも、トレーニングには休みも重要ですよね。どうすればいいでしょうか?

「むしろ、毎日同じトレーニングメニューを続けていることに問題意識を感じるべき。

変化をつければおのずと休息の必要性を感じるだろう」

(「超人のつくり方~ミトコンドリアの秘密~」竹下雄真著 主婦の友社 令和2年2月29日第一刷発行)


私がモンゴルサーカス学校で学んでいた頃は、2時間の練習を週5日行っていました。

2時間が終わるともうくたくたで、着替える元気もなく、リュックを背負う元気もないのでズルズルと引きずりながら練習着のまま帰宅していました。

ところで、当時のモンゴルではカッコイイスポーツ用のレギンスやヨガウェアなど手に入らなかったので、はじめの練習着は水着でした。なので、水着のままウランバートル市内を闊歩していましたよね笑。

今考えると恥ずかしくて顔から火が出るほどなのですが、当時は恥ずかしさも、回りの目も感じられないほどに疲れ切っていましたね…。

足取りもノロノロと亀のよう。元気なときは40分ほどの道を、2~3時間かけて帰っていたのを覚えています。

当時は、ただただ「辛い…」「明日休みたい…」「あさっても行きたくない…練習いやだ…もう辞めたいキツイ…」としんどかったです。帰宅してドアが閉まるのと同時に、玄関に倒れ込み、そのまま寝ていたこともしょっちゅうありました。

私が通っていた教室の動画がYoutubeにありました!柔軟系トレーニングはこんな感じでした。

休息しかほしくなかったですよね…。

つまり毎回ボロボロになるまで全力で、精一杯やっていたんだなぁと…

今なら思えます。

この「毎回ボロボロになるまで全力・精一杯」を続けたおかげで、何かスイッチが入った感じがありましたよね。

幼少期の運動系の習い事は無し。柔軟は未経験。大人になってから始めて、もともとブリッジがなんとかできるレベルだったのが、約半年後に…

ウランバートル市内のコントーション教室にて。
サーカステントでのショウにも出させてもらいました。子ども日に合わせてモンゴル、ウランバートル市で開催されたテントサーカス公演のテント前にて、9歳のデュオのパートナーと。

そして帰国後、トレーニングを毎日しなくても…

超人というレベルではありませんが、この程度の柔軟性は保てるようになっていました。


◎「それほど負荷が激しいわけではなく、ちょっと頑張れば、毎日でも続けられてしまう」というレベルのトレーニングを、毎日繰り返し行っている人が意識しなければならないは、「休息をとるかどうか」ということよりもむしろ、「毎日同じメニューをこなしていて、本当に、成果が上がっているのか」ということだ。

◎トレーニングはギリギリのところまで追い込まなければ意味がない。

◎変化をつけてトレーニングをすれば、おのずと休息が大事なことにも気づくだろうし、~。

(「超人のつくり方~ミトコンドリアの秘密~」竹下雄真著 主婦の友社 令和2年2月29日第一刷発行)


最近の当スタジオでは、よく練習する生徒が本当に増えました。

キッズも大人も初級、初中級、中級、上級、パフォーマークラスがありますが、どのクラスの生徒もよく練習しています。

特に大人(20代、30代、40代、50代…)の皆さんは、毎日のように練習に来ている生徒もいます。盆暮れ正月、休日も祝日もなんなら平日だって練習に来ています。

みんなよく練習して、良いことだな^^っと微笑ましさを感じつつ、練習量に対して成長度が低くないか…?と一抹の疑問というか違和感を感じていたのも事実でした。

ハイ、本記事内で引用させていただいた「超人のつくり方」という本にバッチリ書いてありましたね。

腑に落ちました。

つまり…

毎日でも来られるくらいの負荷でしかトレーニングを行っていない。

意味無い!!

ってことですよ。

私の恩師であるオトゴー先生が言っていました。

「練習はしっかり追い込まないといけない。しっかり追い込めているかどうかは、生徒の顔を見ればわかる。ちゃんと追い込めているとき、生徒は思わず涙してしまうもの。涙の1滴も流さずに『練習しました』は嘘。だから生徒の保護者はね、はじめは『自分の子どもが泣くまで練習するなんてかわいそう』というんだけど、それを理解すると『あれ?今日は泣かなかったの?先生、うちの子ども、練習ちゃんとやってました?』って言うようになるのよ」

念のため…当たり前のことですが、オトゴー先生は厳しい先生ですが、別に生徒を泣かせたいわけではありません。生徒がちゃんと練習できているかどうかを、泣いているかどうかで判断するというひとつの考えですね。

身体が変化するくらいの負荷をちゃんとかけていきましょう。

とはいえ生徒ひとりひとりの性格にもよりますね。なかには、追い込みすぎて無意識に限界を突破してしまい、ケガのリスクが高まるような方もいるので、全員に、泣くまでやれとは言えないのですが、毎日練習している方は、練習のやり方を見直してみてください。

いつもやり慣れたメニューだけやっていませんか?

回数は?セット数は?余裕でできるところから抜け出せていないのではありませんか?

その場合は「ちょっとキツイなぁTT 明日は休みたいTT」と感じるくらいやってみましょう。

達するべきレベルがあり、目的があるものですので…。

漠然とやるのではなく、ね。

とはいえ、毎日のように練習するひとが増えてきたのは喜ばしいことです^^

それだけ皆さん、持久力がついてきた、コントーションの練習に慣れてきた、コントーションが日常になっている、という証明でもあります。

私がモンゴルから日本に帰ってきたばかりの2008年、誰もコントーションのコの字も知らなかった頃を思えば、素晴らしい発展です!

~最近の大人生徒の紹介~

もともと柔らかい方もいれば、硬い方もいます。練習頻度も様々。曲がり方もそれぞれ。柔軟性は、本当にひとりひとり異なりますよね。

■Kさん・30代

コントーション歴 3年

■koe・20代

コントーション歴 3年

■Tさん・20代

コントーション歴 2年

■Mさん・20代

コントーション歴 1年

■Mさん・20代

コントーション歴 始めたばかり

■Honoka先生の柔軟性については…

皆さん、今までいっぱい見ていますよね。

もういっか(笑)

コントーション歴は4年目に突入しました。

■Eri(Rico)・30代

コントーション歴 練習会時代に始めているから…もう9年くらい?

もうすぐ10年ですね。長くなってきましたねぇ^^

■Yuuri・30代

コントーション歴 3年

■Kさん・30代男性

■Sさん・40代

コントーション歴 4年

■Hさん・40代男性

コントーション歴 5年

■Nさん・50代

コントーション歴 5年

み~んな、大人になってから始めました。

本当は生徒を全員紹介したいのですが…!

紹介しきれずに申し訳ないです。今後、機会を設けて紹介いたしますね。

ちなみに子どもたちは、言わずもがな大人よりもずっと柔軟性が高いので(とはいえ、ちゃんと練習していないと硬くなります。それも言わずもがな、ですが)敢えて載せていなかったのですが、数名紹介しますと…

■Misora・中学生

コントーション歴 4年

■Kureha・小学生

コントーション歴・4年

■Kanon・小学生

コントーション歴 2年

■Sota・小学生

コントーション歴 4年

ということで…

2月がスタートしました!

今月もがんばってぐにゃぐにゃ!

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