あなたの才能を見せて
先月、生徒ふたりと息子ふたりを連れての”モンゴル旅”から帰ってくると、7月に入っていました。
7月7日に現代美術家さんのパフォーマンス作品にYuuriとMisoraが出演(こちらの記事でお読みいただけます)、
(7/29金、クロージングパーティーもパフォーマンスすることとなりました。Yuuriが出演いたします)
7月8日・9日の2日間は埼玉県ふじみ市民文化会館で開催された毎年恒例のイベント「サーカス・バザール」の劇場ショーにHonoka、マルチホールでのショーにEri&koeが出演しました。
スタジオでは、まもなく控えているコントーション&サーカスショー「アビヤス!vol.1」に向けて、キッズから大人まで総勢22名の生徒の皆さんが演技練習に励み、曲がる毎日。
残念ながら、諸事情により今回の出演を辞退した方も数名いらっしゃいますが、それでも20名以上の生徒たちが演技の発表に挑戦します。
コロナ禍を経てまたこうして演技を作り、発表し合うことができるようになったのは、嬉しいのひとことですT0T
あ~嫌だったな、ショーが思うようにできない、息苦しいあの日々…。
今までにない多くの学びや新しい考え方もありましたよ。
でも、客席を半分以下に減らさなければいけないとか、声を出してはいけない、公演終了後は速やかに帰ってくださいなどなどの制限は、気持ち的にツライものがありました。
「たこ焼きください、たこ抜きソース無しで」って感じでした。
ひとりでもコロナ感染者がいたら公演を中止にするという判断も、嫌な雰囲気がありました。
この期間を器用に乗り越えたひとたちがいる一方で、仕事が無くなり、行き詰ったひとたちもいました。
ほんの、数か月前までのこと。
↑Yukiさん(母)が台本を書き、空中リングをやったり土台となって娘を支えたり、Kohさん(父)はジャグリング、2人のお嬢さんはコントーション、そしてもはや家族の一員のChicaさんは空中リングの良きパートナー…いつもご家族で力を合わせて作品を作る『ふくもとファミリーサーカス』の皆さん、今回も新作を用意しましたよ♪
アビヤスはモンゴル語でавъяас、「才能、天分、タレント」という意味です。
モンゴルでは、よく大人が子どもに「Авьяасаа харуул(アビヤサー ハロール)」(あなたの才能を見せて)と言います。
子どもは、ピアノを弾いたり、踊ったり、歌を歌ったり、それこそ曲がれるなら曲がったりと何かしらのパフォーマンスを披露し、大人たちは「すごい、すごい」「なんて上手なの」と喜んでは子どもたちを褒めるという光景が日常的に見られます。
日本でも似た会話はありますが、「ピアノ弾いてみて」「ちょっと、アレやってみて」はたまた「なんか面白いことやって」という感じでしょうか。
「あなたの才能を見せて」というモンゴル語の表現、ステキじゃないですか ^^
大きな輪になって、中心でキラキラする子ども、それを見て周りで喜んで手を叩くひとたち。
「あなたの才能を見せて」から始まるそんな温かなモンゴルの風景が好きなので、ショウの名前としました。
今回、初めて出演する方、
姉妹でパフォーマンスをする方、
新しい演出に挑戦する方、
空中芸を披露する方、
ゲスト、そして指導者…
それぞれが自らのアビヤスを発揮する瞬間の連続。
7/17、熱い一日になりそうです!
いやもう十分暑い日が続いているのですけれども!
暑いにプラス、熱い、ね!
私の自宅近くの海岸には海の家が建ち始めました。あさってからは海開き。
さぁ~
夏です!曲がるぞー!
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