子どもたちにコントーションの神様の話をしました。歴史はなぜ知らないといけない?
毎週土曜・日曜は午前中に子どもたちのレッスン、その後大人たちのレッスンと一日中レッスンが続きます。
週末は主にHonoka先生と私の2名が指導していますが、今週末はHonoka先生が不在なので、私が!なんとしてでも!這いつくばってでも!!スタジオを開けないといけません。
そんな日曜日、レッスン開始時間は10時。
7時に自宅を出よう…と朝5時半に起きると、末っ子1歳半もムクリと起きてきて(こういうときは、もっとも寝ていてほしい子が起きてくるものと相場は決まっているので)、「まだ寝ていなさいよ」と声をかけてもニコッと笑ってお水飲みたいだのうんちしただのなんやかんやわちゃわちゃするのをしょうがねぇなぁとあしらいながら、結局7時を少し過ぎたころに出発。
9時過ぎにスタジオに到着。
「良かった、今日も無事に間に合った」スタジオ前に車を一時駐車し、ほっと胸をなでおろします。
車を移動して駐車場にとめたら、小休止を兼ねて5分ほどの散歩。以前、整体の先生に教えていただいた、歩きながら肩や腕をぐるぐる回し呼吸するという健康法を行うとスッキリ。
その後、スタジオの清掃を行い、生徒たちを迎え入れる準備をします。
以前はスタジオまで徒歩5分、走ると2分の場所に住んでいたので、レッスン開始時間が10時だったら、30分前に自宅を出れば、ぼへ~っと歩いていても十~分間に合ったのが、ガラリと生活環境を変えてからもうすぐ1年が経とうとしています。
自宅を引っ越す前は、スタジオまで車で片道1時間半…?車で通勤…?渋滞したら3時間…!?
子どもたちがまだ幼いから、スタジオ、自宅、子どもたちの保育園、学校…生活圏を近く、近くやってきたというのに、基礎を揺るがします?
大丈夫なの?今までどおり続けていけるの??
新しい生活がまったく想像できなかったのですが、この一年、なんとかやれましたね。
もちろん不便なことも多いのですが、指導者の皆さんはよく協力してくれるし、生徒の皆さんからのご理解とご協力を得ながら、なんとか一年が経とうとしています。
この場を借りて、皆さんいつもありがとうございます。
で、10時から体験生と初級Bクラスのキッズ・グループレッスンを1時間、
その後初級Aクラスと中級クラスのキッズ・グループレッスンを90分~120分、
そして上級クラスのキッズ・グループレッスンを120分。
こんなに細かくクラス分けができるくらいたくさんの子どもたちが「コントーションの」レッスンを受けに来てくれるのは、嬉しいですね~T▽T
はじめのレッスンは大人の生徒だけでスタートし、数年間は子どもがほとんどいなかったので…。
その後は大人の上級クラスのレッスン。
その後の大人レッスンはyuuri先生に代わったので、今日の指導はこれにてお終い。
ただ、大人・オールレベルクラスと、その後の入門クラスまでレッスンの様子を見ていたので、スタジオを出たのが21時前、自宅に着くと時計の針が23時過ぎを指していました。
まぁ~引っ越してからはこんな生活です。
慣れたか?というと、慣れてはいないような…。車の運転はそんなに好きじゃありません。
ただ、末っ子を産んでから1年半が経ち「身体と体力がほぼ戻ったな!」という実感のある今日このごろです。
そうそう、
この日のキッズレッスンのはじめに、子どもたちにコントーションの神様の話をしたんです。
いつもはすぐにウォーミングアップを始めるのですが、この日は思い立って、お話しから始めてみました。
みんな「えーっ!」とか「それで?どうなったの?」と最後まで興味津々に聞いてくれました。
身体のことばかりでなく、コントーションがどのように発展して今の形になったのか?とか、世界中のコントーション事情とか…そういうのも少しずつ教えていってあげないといけないですね。
歴史は知らないといけないんです。
なぜ?
知識を得ることでより深く理解するから…とかそういうことではないんです。
以前、ある著名な方(お名前もお顔も忘れてしまいました…すごく良いことを言うなぁと感心したのに、誰だっけ…)がおっしゃっていたのがストンと胸に落ちました。
「歴史を知らないと、自分がどこにいるのかわからないから」
まさにこれだな、と感じました。
先人たちが築き上げてくれたものを、今、自分が一生懸命に取り組んで、さて、次世代にどう引き継いでいくか―。
歴史を知らないとできないことですね。
自分の取り組み方がそもそも合っているのかどうか?も、歴史を知らないとできないことだと思います。独りで突っ走っていては迷子になっちゃうからです。
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